voice of the sea
2022年 / 日本語(英語字幕) / 日本 / 48分 / ワールドプレミア
6/30 fri 14:45 – 教室
作品紹介
2011年3月11日に発生した東日本大震災から10年以上が経ち、かつての海の町には高い防潮堤がそびえ立ち海の見えない海の町となってしまった。さらに原子力発電所の事故により先行きが見えず、風評の被害によって地元の魚は避けられ、人々は海から離れ距離をとるようになりました。この町に生まれ46年海の町を見続けてきた監督が描く海への想いと家族の絆。失ったもの新たに生まれたもの、今のあなたには『うみのこえ』が聞こえますか?
あらすじ
日本大震災から10年が過ぎ、かつて港町で釣り船を操業していた男、花岡守は津波によって妻や多くのものを失い、今でも立ち直れず失意の中にいた。かつての仲間の言葉を聞かず、酒を呑みに行ってはケンカをし、雨に打たれ、ぼろ雑巾のように寝るという、どん底の生活をしていた。そんな父の姿を哀れに思った一人娘のうみは、彼を立ち直らせようとある決意を心に抱くのであった。
監督
高羽 努 TSUTOMU TAKABA
昭和51年4月28日福島県いわき市生まれ。大学時代に映画研究部に所属して自主映画作りに没頭する。大学卒業後は東京で脚本を学びその後、地元の映像制作会社に入社。その後一般社団法人シネマグラフィックアーツを立ち上げる。2010年に第一回いわき冒険映画祭に「私立探偵ダイス」を出品しグランプリを受賞する。東日本大震災のおり、いち早くカメラをとり、避難した人達の為に現場の様子を撮影してインターネットで情報を共有する活動をする。現在は地元クリエイターと共に数々の作品を世に送り続けている。
スタッフ&キャスト
監督/原作/脚本 | 高羽 努 |
出演 | 新田誠、keina、鈴木アサ子、水品修、蛭田智道、橘那実、橋本仁志 |
スタッフ | 高羽努(撮影) 服部孝徳(音楽) 羽賀慎一郎(助監督) 瀬谷和義(録音) |