エイン

2006年/日本語/日本/45分

解説

エインとはミャンマー語で家のこと。この映画は日本の中学校で学んでいるミャンマー人の少年の物語であるが、監督自身の日本での経験が盛り込まれているであろう。学生映画がこうして、マスコミには容易に現れない在日のアジアの若者の声を日本人に伝えるルートになるのはたいへんいいことだと思う。この映画で主人公の少年とその家族の人々を演じているのは在日ミャンマー人たちである。この映画は在日ミャンマー人の声なのだ。

あらすじ

僕の名前はアウンメイン・13歳。ミャンマーから日本に越してもう1年経つけど、正直ここには慣れない。どうして外国人というだけで変な目で見られるだろう。どうして父さんは日本人にペコペコしてまで働くんだろう。どうして……。父親と喧嘩した少年は兄想いで弱虫の弟と共に家を飛び出す。二人が目指すのは遠くミャンマーへ繋がる広い海だ。

映画祭参加経歴/表彰

アジアフォーカス福岡映画祭2006
第6回伊参スタジオ映画祭

監督


モンティンダン
ミャンマーで生まれ、小学生の頃に来日。茨城県で小中高と育ち、13歳から子役として活動。高校卒業後、映画監督を志す。 日本映画学校(現・日本映画大学)映画演出コース卒業。卒業制作で監督に選出され、監督作品「エイン」が学校長賞を獲得。『アジアフォーカス福岡映画祭 2006』・『第6回 伊参 スタジオ映画祭』で上映。卒業後、助監督や芸能プロダクションキャスティング業務を経て、日本とミャンマーの架け橋となるべくミャンマーで活動。2021年4月拘束される。

スタッフ&キャスト

監督/脚本 モンティンダン
プロデューサー 蓮見宗一郎、山口純
演出 稲垣壮洋、山中同、山下竜三、小口哲郎
出演 フォン・テェッキン・ウィン、ピイ・ピョオ・パイン、タ・ダン・モウエ、スウィ・スウィ・ウィン、藤代知己、光石研
スタッフ 中島正喜(制作)/安住洋之(照明)/川内太郎(照明助手)/種市祐介(撮影)/大沼美香(撮影助手)/上田玄(撮影助手)/鈴木健太郎(録音)/野本陽子(録音)/楢橋健介(編集)/平林優一(美術)/細井章弘(衣装)

上映スケジュール 9/16-9/20