ファーストミッション

First Mission

2022年/日本語/日本/82分

解説

2020年の新型コロナウイルスの感染拡大によって活動制限を余儀なくされた人々とともに、閉塞した時代の空気を打破せんと、「KARATE KILL カラテ・キル」などへ出演したアクション俳優で、アクション監督/コーディネーターとしても活躍するHAYATEが、企画から監督、主演も務めて完成させたアクションエンタテインメント。脳血管疾患(脳卒中)の患者たちによるコミュニティおよびイベント「脳卒中フェスティバル」の代表で、自らも脳卒中からのサバイバーで理学療法士でもある小林純也が制作に参画し、キャストやスタッフにもさまざな障害・難病からのサバイバーが参加。主人公の兄弟を、HAYATEと「黄龍の村」などに出演した小玉百夏が演じ、話題の長野じゅりあや「ベイビーわるきゅーれ」の伊澤彩織などが出演している。

あらすじ

古の時代から千葉・船橋の地を守ってきた廣瀬一族。その末裔である兄妹の両親は早くに他界し、兄(HAYATE)は妹(小玉百夏)を大切に育て、二人で稽古に励んでいた。そんなある日、悪の組織「コロナ」が出現。バイオテロ計画で船橋の平和が脅かされることになる。ここはヒーローである廣瀬兄妹の出番。ところが、兄は深傷を負ったことによって任務に向かうことができず、妹は未だに任務に出たことがない。諦めかけたそのとき……最愛の妹が立ち上がり、任務遂行を兄に誓う!たった一人での無謀にも思える「ファーストミッション」。果たして、船橋の平和を守ることはできるのか!?大切なものを守るため! 強敵集団をぶっとばせ! ヒーローはすぐそばに!!

監督

HAYATE
武術の稽古として始めたパルクールをきっかけに、エンターテインメントの世界に。古流剛柔流空手を25年以上続け、最高段位(免許皆伝)を持ち、極意書(武備志)を相伝。国内屈指のプロのパルクール実践者であり、パルクールを主としたアクション演出、コーディネートで実績を重ね、国内のパルクール作品を牽引し、「パルクールコーディネーター」と言う名称を作った。そして自ら演出をして出演することが多く、映像、舞台、イベントなど幅広く活動し、パルクールや古武術の周知活動を行っている。Netflix配信作品『エイジ・オブ・サムライ:天下統一への戦い』(2021年)では主人公の一人である徳川家康役を演じ、アクション演出、文化指導も兼務。「CanadianScreen Award」の3部門にノミネートされた。

スタッフ&キャスト

監督/脚本 HAYATE
プロデューサー 川口貴弘
出演 小玉百夏、ハヤテ、伊澤彩織、絢寧、長野じゅりあ、小林純也中嶋涼子
スタッフ 中山剛平(アクティング監督)/雲雀大輔(アクション監督)/神田創(撮影)/丸山和志(照明)/古茂田耕吉(録音)/原夕輝(音楽)

上映スケジュール

Director’s Voice

1.映画制作をはじめたきっかけは?

コロナにより映画が「不要不急」と位置付けられ、社会では「新しい生活様式」が掲げられ、人々の対話の機会は減り、テレビでもネットでも暗いニュースが立て続けに報道されている。そんな時代の閉塞感を映画の力で元気を与え打ち破り、また映画館に人が戻ってくれないかと考えた。

2.影響を受けた作品や監督は?

上田慎一郎監督作品、ジャッキーチェン映画全般

3.本作の制作動機、インスピレーションは何でしたか?

『カメラを止めるな!』以前にこの構想はあり、それが普段遊びなられた船橋の公園で出来ないかと、公園を歩きながら考えていた。

4.本作ではどんな困難に直面し、それをどう乗り越えましたか?

撮影期間が2回目の緊急事態宣言に直撃し、予定していた8日のスケジュールが、4日になってしまった。もうパイロット版を作るしかないと撮影を続けたが、皆が一致団結して奇跡の巻き上げをし、何とか撮り切ることが出来た。

5.本映画祭での上映が決定した心境は?

自分の初主演映画、『カラテキル』はゆうばり映画祭に来たことにより生まれたので、次は自分が作った映画でゆうばりに帰って来たいと夢みていました。上映が決まり本当に嬉しく思っています。

6.ご覧になる皆さんへメッセージを

ゆうばりに凱旋出来て本当に嬉しく思っています。この作品は多くの人に元気を与えたいと、人種、障がいなどを越えて皆で集まって作った作品です。主人公の兄弟を通して困難への挑戦、人を思いやる気持ちを感じでくれてたら嬉しいです。そして映画がまた好きになってくれたら幸いです。