回転式自殺

Revolving Suicide

2022年/日本語/日本/17分/ワールドプレミア

解説

アメリカでは回転寿司のことをRevolving Sushiと表記されていることに感化され、英題「Revolving Suicide」と言いたいが為に作られた本作は、内容は寿司など微塵も関係ないし、姿かたちが不気味という理由で魚がとっても苦手な監督が作った意欲作。

あらすじ

警官から奪った5発式の拳銃で頭を撃ち抜いて自殺しようと、5人の自殺志願者が集まる。いざ、集会が始まると計画性のなさ、恐怖、それぞれの本気度の違いでグダグダに。始まってしまった以上、辞める事は出来ないドタバタコメディ。本気で自殺したい奴なんて、こんな遊びには参加しない。皆んなどこかカッコつけで、ほんの一瞬の落ち込みで、勢いで。ひとたび血が流れ、死を感じた瞬間に自分を守ろうと、助かろうと本心を出す。自分の事も後の事も世界をも、 俯瞰で見れない。感情の高まりは視野を狭めるだけ。簡単に人は死なない。だがもう戻れない。相手を殺して自分を守れ。

監督

吉井丸健五郎
福岡県田川郡大任町出身。福岡県立東鷹高等学校卒業。中高生時代はパンク・ロックに傾倒し、自らアンダー・ザ・チェーンドッグと名付けたパンクバンドを結成しギターやボーカルを担当していた。当時のバンド活動時は「小峠ナターシャ」を名乗っていた。芸人になりたいと思い始めたのは高校生の時。大分の自動車教習所の合宿で知り合った西村瑞樹と、NSCの面接で再会したことをきっかけに1996年にコンビを結成する。2012年に『キングオブコント』で優勝し、以降はピンでのメディア露出が増加した。決勝当日も朝6時まで害虫駆除のアルバイトで働いていた。2015年、サンプラザ中野くんと音楽ユニット「坊坊主(ボーボーズ)」を結成し、8月26日にアルバム『励ます』をリリースした。

スタッフ&キャスト

監督 吉井丸健五郎
脚本 清水寺
出演 松田慎介、松本卓也、桜木聖茄、住川龍珠、佐藤太一、小林敏和
スタッフ 岡田健信(撮影・編集)/椹伊織(録音)/栗原開(演出)/小林勇介(制作)/タナカトミー(EDテーマ)

上映スケジュール 7/28 thu – 8/1 mon

Director’s Voice

1.映画制作をはじめたきっかけは?

いつかヘリコプターに乗りたいなと思って。飛んでる姿を見かけるといいなあと思っちゃいますね。慣れて飽きるまで乗れるようになりたい。ヘリコプターに乗れる日が来ると信じて映画の世界へ興味を持ちました。割と本気で。

2.影響を受けた作品や監督は?

中学3年生の頃に友達と「エクスペンダブルズ」を見に行ったんですけど、それがR15指定だったんですね。中学生料金のため学生証を出したとき、友達はすでに15歳になってたんですけど、早生まれの僕はまだ14歳だということで映画館にチケットを売ってもらえなかったんです。いやもうあれはほんまもうね。忘れられないですよね。そういうのから影響されてます。

3.本作の制作動機、インスピレーションは何でしたか?

寝つきの悪い日に布団の中で考えた話です。

4.本作ではどんな困難に直面し、それをどう乗り越えましたか?

監督作品として初めてで、あれやこれやと大変でした。クルマ欲しいなとずっと考えてました。いいですよねクルマ。

5.本映画祭への応募動機と選出された心境は?

選出して頂いた勢いで原付を買っちゃいました。

6.ご覧になる皆さんへメッセージを

感謝を忘れず、誰かを思うその心を美しく輝かせて、ぜひこの作品で温かい気持ちに溢れてください。