MARE

sea

2022年/サイレント(日本語)/日本/7分

解説

海の環境汚染と隔離生活をテーマとしていて、隔離された施設の中で生活している画家の孤独と葛藤を描いた短編の3DCGアニメーション作品。コロナウイルスが蔓延している中で、近いうちにこのような未来が来たら、私たちはどう生活していくのかということを考えながら制作していきました。今後の未来について考えていただけたら幸いです。

あらすじ

毒ガスによって、汚染された世界。いくつもの並べられた施設の中で、海の絵を描くひとりの画家がいた。なぜ画家は海を描くのか、この世界に何が起こったのか…。環境汚染と隔離された生活をテーマとし、私たちの遠くない未来の話。

監督

石田たまき
名古屋学芸大学映像メディア学科2018入学。2年次の春休みに自主制作短編映画「マイ・エリコ」を監督として制作、3年次からは3DCG領域を専攻し、アニメーション作品の制作に取り組んでいる。2020自主制作短編映画「マイ・エリコ」を監督、2020ゼミ展作品「wilderness」を監督、2022「MARE」を監督。

スタッフ&キャスト

監督/脚本 石田たまき
プロデューサー 岩野一郎
スタッフ 河邉明登(アニメーション制作)/佐々木情次(録音)/金塚喬海(楽曲)/藤井七海(アニメーション制作)/村上僚堂(アニメーション制作)

上映スケジュール 7/28 thu – 8/1 mon

Director’s Voice

1.映画制作をはじめたきっかけは?

元々、物語を考える事が好きで、⼩さい時からよく頭の中でたくさんの物語を作っていました。そして⼤学に⼊ってから、監督をする機会は滅多に無いと思い、学⽣を集めて、⾃主制作映画を実写で脚本から制作していきました。そして、3年⽣の頃には3dcgゼミに⼊り、物語を考えながら、それにあった世界観を考え、キャラクターをデザインしていく事に作品制作においての楽しさを覚え、今回の作品を監督として脚本から制作していきました。

2.影響を受けた作品や監督は?

作中の荒廃した世界はピクサーの「ウォーリー」と「ブレードランナー2049」の世界観やそれを絵で表す演出が素晴らしかったので、その作品を参考に制作していき、施設に溜まったゴミを捨てに⾏く⾃動ごみ捨てロボットはジブリの「ハウルの動く城」の城の動きが特徴できで興味深かったので、それを参考にアニメーションをつけていきました。隔離施設のデザインは「スターウォーズ」や「エイリアン」を参考に、ライトの⾊味はセルジオ・パブロス監督作品の「クロース」の⻘⽩い⾊味を参考にしました。

3.本作の制作動機、インスピレーションは何でしたか?

コロナウイルスによって⼤学のイベントの中⽌やオンライン授業など、様々なことが制限されるようになり、今でしか作れない作品を作ろう、たくさんの⼈に共感してもらいたいと思い、ウイルスによる隔離⽣活を主にテーマとし、脚本を制作していきました。最初はウイルスが蔓延している中で、綺麗な海を⾒に⾏くという設定でしたが、より現実に近いように、別の環境問題である海の汚染も加えることで、作品により深みが出るようにしました。

4.本作ではどんな困難に直面し、それをどう乗り越えましたか?

制作メンバーが⼆⼈であったため、卒業制作展の締め切りに間に合うように、スケジュールを⽴てていき、相談しながら互いに作業を分担していきながら制作していきました。作中では主⼈公の⼼情を表す演出が物語を醍醐味の⼀つだったので、何回も私たちで同じ演技をして、主⼈公により魅⼒が出るように励み、セリフが⼀切ない物語の中、作品の世界観をどのようにして表すか、参考にした映画などを、分析しながら制作を進めていきました。

5.本映画祭への応募動機と選出された心境は?

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭は世界各国から作品を募集しているとても⼤きな映画祭であり、⼤学に⼊っていた頃から知っていました。倍率が⾼い映画祭なので、ダメ元で応募してみましたが、「ゆうばりポープ」という部⾨に選出されたことは、オフィシャルセレクションでは無いものの、とても嬉しい気持ちです。オンライン上映で沢⼭の⼈に⾒てもらうこと、とても楽しみにしてます。

6.ご覧になる皆さんへメッセージを

コロナウイルスが蔓延している中で、近いうちにこのような未来が来たら、私たちはどう⽣活していくのかということを考えながら制作していきました。
今後の未来について考えていただけたら幸いです。