めぐる

2020年/日本語/日本/30分

解説

「めぐる」「エイン」の監督である在日ミャンマー人のテインダンさんは、現在ミャンマー・ヤンゴンのインセイン刑務所に収監されています。6歳のころから日本で育ち、日本映画学校(現・日本映画大学)を卒業したテインダンさんは、日本で助監督や俳優養成学校のスタッフなどの現場で経験を積みつつ、クラウドファンディングで資金を募り短編映画「めぐる」(2020年)を完成させます。ミャンマーと日本を行き来しながら創作活動を行い、今年2月のクーデターに遭遇しました。母国の現状を打開しようとミャンマー人の仲間たちと活動を続けているうち、当局の捜査の手が伸びて、4月17日に逮捕されてしまったのです。その翌日には「めぐる」の宣伝プロデューサーとして作品に関わっていたジャーナリストの北角裕樹さんも逮捕されてしまいます。その後、日本政府などの尽力で北角さんは約1カ月で解放されたものの、ミャンマー国籍であるテインダンさんはいまだ収監されたままです。彼は自ら日本とミャンマーの懸け橋になろうと創作活動を続けてきた映像作家です。彼を知る日本やミャンマーの友人たちはテインダンさんの一刻も早い解放を求めており、彼の作品を通して多くの人に現状を知ってもらおうとしています。

あらすじ

大切な入社試験面接の日の朝も、めぐみはいつもの悪夢にうなされていた。その夢とは、放課後の教室で行われる妹・奈緒への集団いじめの光景。そして、奈緒が駅のホームへと・・。 寝坊しためぐみは駅へと走る。途中でスーツを着た男にぶつかりながら、発車間際の電車に駆け込む。時間は“九時二十分”。この駆け込み乗車による僅かな電車遅延が、その後さまざまな人々の運命を狂わせることになる。

映画祭参加経歴/表彰

第3回小布施短編映画祭

監督


モンティンダン
1984年ミャンマー・ヤンゴン生まれ。小学生の頃に日本に渡る。日本映画学校(現日本映画大学)卒業後、映画製作の現場や俳優養成学校でキャリアを積む。2018年以降、日本とミャンマーで活動。ヤンゴンで「チャンプ・アジア・プロダクション」を創業し、現在同社クリエイティブ・ディレクター。

スタッフ&キャスト

監督 モンティンダン
出演 生越千晴、小野花梨、小出水賢一郎、小野孝弘、泊帝、宍倉暁子、姫愛奈ラレイナ、仲野りく、川添野愛、渡辺喜子、高田弦、亀沢純一、三木秀甫、昌赫、山田命、木全俊太、高木洋行、穐山和子、鰐口千晴、岩本秋穂、草本夏明
プロデューサー モンティンダン、江南知幸
脚本 山﨑佐保子
スタッフ 稲垣壮洋(助監督)
山本周平(撮影)
鳥内宏二(照明)
辻田恵美(編集)
落合諒磨 / 岡賢治(録音)
小牧将人(整音)
鈴木真帆(メイク)
Champ Asia Production  / 合同会社CHAMP ASIA(製作)

上映スケジュール 9/16-9/20