村上・春木のパン屋終劇

THE END OF THE BAKERY FOR MURAKAMI & HARUKI

2022年/日本語/日本/20分

解説

世代による文化、価値観、思想などの相違をいかに互いに理解していくか?をテーマに、16歳から86歳までの幅広い世代が参加して制作。1984年の小道具は当時のものをそのまま使用。8ミリ映画の映像は実際に8ミリフィルムで撮影した。

あらすじ

創業100年の老舗のパン屋は高校が近くにあるという立地条件で大繁盛。1984年に映画研究会で自主映画を作っていた村上、春木、高橋の3人も学校帰りによく利用していた。ある日、独りで撮影に行った春木が行方不明になり映画研究会は廃部。それが心の傷となってしまった村上と高橋。しかし35年後の2019年、春木が当時のままの姿で発見されたことから、止まっていた3人の時間が動き出す…。

監督

市川良也
三重県四日市在住。1980年代から映像制作を開始し現在に至る。主な監督作品「戦慄!歩く寝たきり老人」(1987)第7回五日市映画祭観客審査員賞受賞「サイボーグ危機一髪」(2019)第5回いせ人権映画祭特別賞受賞やお80映画祭2021入選「君の心が聴けるウサギの耳がほしい。」(2020)横浜映像天国2021グランプリ受賞第6回いせ人権映画祭審査員特別賞受賞 小津安二郎・蓼科高原映画祭短編映画コンクール入選那須ショートフィルムフェスティバル2021入選第2回あさかミニ恋映画祭入選プロデュース作品「宇宙干物対地球乾物屋三代目」(2019)第2回滋賀国際映画祭優秀技術賞受賞第1回恵那峡映画祭アミックスコム賞受賞

スタッフ&キャスト

監督/脚本 市川良也
プロデューサー 市川未来
出演 新實和醒、橋山直人、増田香織、麦沢菜穂、市川未来、フランチェスカ・フェルナンデス小森雅之
スタッフ 市原啓(撮影)/市川良也(編集)

上映スケジュール 7/28 thu – 8/1 mon

Director’s Voice

1.映画制作をはじめたきっかけは?

学生時代、小説を書くため色々な映画を観ていたのですが、映像の方が説明しなくてもいいので楽じゃないか?という安直な考えで映像制作を始めました。(小説家の皆さん、申し訳ありません)

2.影響を受けた作品や監督は?

007シリーズ
「スター・ウォーズ」
「隠し砦の三悪人」
スティーヴン・スピルバーグ
黒澤明

3.本作の制作動機、インスピレーションは何でしたか?

2020年に父を亡くし、自分の若い時代の有名人が次々と亡くなり死を意識しました。死ぬ前に自分の青春時代を何らかの形で映像に残しておきたいと考えました。ロストフォーマットである8ミリフィルムを使った映像を残しておきたいという考えもあり、劇中に出てくる映像は実際に8ミリフィルムで撮影をしました。

4.本作ではどんな困難に直面し、それをどう乗り越えましたか?

コロナ禍であったため、撮影場所や出演者が次々とキャンセルとなり、撮影スケジュールが相当遅れました。撮影初日は台風が来たりもしました。それでも仕切り直して何とか撮影ができました。本編で使用した8ミリカメラが40以上前のものなので正常に動くかどうか、さらにビデオと違ってすぐに確認ができないため現像するまでとても不安でした。

5.本映画祭への応募動機と選出された心境は?

せっかく作った作品なので多くの人に見ていただきたかったのが応募の動機です。いざ実際に選出されると緊張してきました。

6.ご覧になる皆さんへメッセージを

作品中はわかる人にしかわからない監督の細かすぎて伝わらないこだわりがありますので気づいていただければ幸せです。