MY HOMETOWN

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2022年/日本語/日本/42分/ワールドプレミア

解説

勝ち気で幼い主人公、照子(19)の『上京物語』。ここが、私の故郷─。2021年度 東放学園専門学校の卒業制作として制作。

あらすじ

取り壊しが決まった団地で、祖母と母の親子三世代で暮らしている照子(19)。高校卒業後は、地元で母と一緒に働いていたが、大学進学のため、もうすぐ上京することが決まっている。そんなある日、照子の元に長らく音信不通だった父から突然の連絡が。それをきっかけにして、家族の綻びが、別れを前に大きくなってゆく─。

監督

古川葵
2000年6月10日生まれ。奈良県出身。高校卒業後、東放学園映画専門学校に入学、2年間映画制作を学ぶ。現在は、通信制大学に通いながら、撮影現場や、企画会議、脚本会議に参加させていただき、日々勉強中です…。

スタッフ&キャスト

監督/脚本 古川葵
プロデューサー 前畑宙樹
出演 空花
スタッフ 屋宜玲奈(照明)/西尾聡真(撮影)/佐々木智果(録音)/埋田向日葵(助監督)/タカスギケイ(音楽)

上映スケジュール 7/28 thu – 8/1 mon

Director’s Voice

1.映画制作をはじめたきっかけは?

高校時代、母校が河瀬直美監督の短編映画の撮影地になったのがきっかけで、映画制作の現場を知りました。監督やスタッフ全員が汗まみれになって撮影している様子を見て、単純ですが、かっこいいと思いました。いつか自分もその一部になれたらいいなと思っていたのですが、自分で物語を書きたいと思ったのは、西川美和さんの「永い言い訳」を見たのがきっかけです。本当に感動しました。

2.影響を受けた作品や監督は?

西川美和監督です。人の醜さを炙り出しながらも、どこか可笑しく、そして世界がとても美しいことを思い出させてくれる作品が大好きです。いつの時も丁寧に言葉を選ばれる姿は、人としてとても尊敬しています。また、グザヴィエドラン監督の作品もよく観ます。喧嘩のシーンは「わたしはロランス」や「たかが世界の終わり」の雰囲気を参考にしました。

3.本作の制作動機、インスピレーションは何でしたか?

学校には、自分と同じように、地元には何もないと思って上京してきた人がたくさんいたことです(笑)皆、何かしらの夢や希望を持って上京してきたのに、現実を知り、コロナ禍の打撃をうけ、上手くいかないなぁ…という感じだったので、地元にいた頃の夢いっぱいのあの淡い気持ちだけを詰めた作品を作りたいと思いました。脚本が進まないときに実家に帰ったのですが、地元の空気は、私を一気にあの頃へ戻しました。そこで初めて、郷愁だけではない、主人公のコンプレックスや、原点について考えることができました。

4.本作ではどんな困難に直面し、それをどう乗り越えましたか?

コロナ禍ということもあり、直前まで撮影できるかわからい状態が続いていたのが辛かったです。宙ぶらりんの状態が長く続き、全員のモチベーションがどんどん下がっていきました。それでも、最後は雪だるま式にどんどん人が増えていって、とても楽しかったです。映画制作は一人ではできないことを身をもって学びました。

5.本映画祭への応募動機と選出された心境は?

元々、学生映画や自主制作は見ていただく機会が少ないのに加えて、コロナ禍ということもあり、学校内での上映会にも参加者はまばらでした。自分なりの反省点は数えきれないほどありますが、もっと沢山の方に感想を頂きたいという思いで応募しました。制作者の中に北海道出身者が二人いたのも大きな理由です!!選出していただき、本当に嬉しいです。少しでも多くの方に、見ていただきたいです。そして、是非、感想を聞かせていただけたら嬉しいです。

6.ご覧になる皆さんへメッセージを

拙作を見ていただき本当にありがとうございます!未熟者ですが、これからも映画制作に関わっていきたいです。是非、一緒に映画を作りたいです。よろしくお願いします。