弄便

Hospitality

2022年/日本語/日本/20分/ワールドプレミア

解説

男女の痴話喧嘩のみを20分かけて描いてみました。終わってる精神状態で書いた生ゴミのような台詞の数々を、キャスト陣とじっくり煮詰めながら撮りました。軽い気持ちで覗ける地獄、これぞエンターテインメント!!

あらすじ

20分間喋りっぱなし!エゴと性欲の痴話喧嘩コメディ誕生。自称小説家の仲村&元キャバ嬢の佐藤のカップルが、お互いに溜まった日々の鬱積を薄暗いバーの酒の席で炸裂させる。友達、元カレ、性癖、テロ、結婚観……様々な話題の果てに二人が導き出した本当の「思いやり」とは?

監督

大久保健也
1995年生まれ、大阪府育ち。中学校時代に『アバター』を観て衝撃を受け、映画監督を志す。近畿大学文芸学部中退後、フリーランスの映像作家としてインディーズアイドルのミュージックビデオ等を手がける傍ら、ジャンルを問わず自主映画の制作を続ける。2020年には初の長編監督作『CosmeticDNA』が、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて北海道知事賞を受賞後、新宿K’ s ci nemaを皮切りに全国劇場公開される。長編2作目『令和対俺』も同映画祭でシネガーアワードを受賞、2年連続受賞を果たした。

スタッフ&キャスト

監督/脚本/編集/プロデューサー 大久保健也
プロデューサー クレゴン太
出演 クレゴン太
こんじゅり
小林敏和
スタッフ 大久保健也(照明)
大久保健也(撮影)
吉岡晶(録音)

上映スケジュール 7/28 thu – 8/1 mon

Director’s Voice

1.映画制作をはじめたきっかけは?

小学生の頃から休み時間はひたすら絵を描き、漫画を描き、小説を書いていました。先生にちょっとだけ心配されていました。将来は漠然とクリエイティブなことを仕事にしたいなあと思っていた中学生の頃に映画と出逢い、当時所属していた科学クラブで動画撮影機能付きのデジカメを借り、友達を巻き込んで映画を撮り始めました。何らかの創作物に感動するとすぐ自分も試しに作りたくなってしまうのは昔も今も変わりません。

2.影響を受けた作品や監督は?

ジェームズ・キャメロン監督の『アバター』と中島哲也監督の『告白』の2本は、当時映画館で観ていなければ今頃映画を撮っていなかったかもしれません。小学生の頃から大好きなティム・バートン監督、超リスペクトのダーレン・アロノフスキー監督、ロバート・ゼメキス監督。愛おしすぎるフィル・ロード&クリス・ミラー監督コンビ。憧れの三池崇史監督、吉田恵輔監督。多感な時期にVFXゴリゴリのハリウッド3D超大作を映画館でたくさん浴びたので、どんなタイプの映画を作る時も根底がそこにあるのかもしれません。

3.本作の制作動機、インスピレーションは何でしたか?

恋愛をするとき、相手のことを全く考えずに自分のことばかり考えて勝手にマイナス思考のドン底に滑り落ちてしまう自分を、思いっきり小馬鹿にしたフィクションを作りたいと思ったのがきっかけです。嘘臭い男女の小綺麗な会話劇映画に対する「自分ならこうする」の蓄積でもあります。

4.本作ではどんな困難に直面し、それをどう乗り越えましたか?

当時の濁った精神状態をそっくりそのまま脚本に落とし込んだので、現場で映画化していく際の気恥ずかしさが尋常ではありませんでしたが、粘りのあるお芝居と編集のカッティングのタイミングが織りなす魔法で何とか「映画」になったと思っています。

5.本映画祭への応募動機と選出された心境は?

2020年『Cosmetic DNA』2021年『令和対俺』と2年に渡ってお世話になったゆうばりファンタで今年も新作の上映が叶うのはとても光栄な気持ちです。これで「ゆうばりファンタ3部作」の完成ですね!

6.ご覧になる皆さんへメッセージを

気軽にご覧頂ける内容になっております。ただ男女が喋っているだけの20分間。こんなにもあれこれコミュニケーションを試み、多種多様な言葉を紡いでいるのにも関わらず、なぜ人と人とはこんなにもわかりあえないのか?なのになぜわかりあおうとするのか?日常の一歩先にある地獄、親戚、ご家族、ご友人、恋人と是非楽しんでください。