それじゃ、さよなら

One Way Ticket

2022年/韓国語/韓国/39分/ワールドプレミア

解説

故郷に片思いする自分の気持ちを表現したかった。済州(チェジュ)映画祭連携作品。

あらすじ

偶然ホンギュに会ったソヒョン。ホンギュが故郷の済州島に戻ることを望むソヒョンは、彼とともに島内を旅するが、ソウルに帰るという言葉を聞かされる。

監督

オ・ユチャン
「Mash-up」(2019年)が2020年ソウル国際プライド映画祭で上映。「Just,Because」(2020年)が2021年済州ホンディ独立映画祭で上映。

スタッフ&キャスト

監督/プロデューサー/脚本 オ・ユチャン
出演 ハン・チョウォン、シン・ジョンウン、キム・イェビョル、イ・ドンジュソン・ジュンファン
スタッフ オ・ユチャン(編集)/ソン・ギョンジン(助監督)/チャン・ミンジュ(スクリプター)/イ・ジンシル(撮影)/ハン・ジヨン(サウンドデザイン、同時録音)

上映スケジュール 7/28 thu – 8/1 mon

Director’s Voice

1.映画制作をはじめたきっかけは?

高校時代は演劇の演出家が夢でした。しかし誰もがそうであるように世の中は思い通りにいかず、気がつくと映像を勉強していました。大学時代に映画に大きな魅力を感じるようになり、心から愛するようになりました。特に意志をもって始めたわけではないので、こういう質問に答えるのは少し恥ずかしいですね。

2.影響を受けた作品や監督は?

張律(チャン・リュル)監督の「慶州(キョンジュ) ヒョンとユニ」(2014)を面白く見ました。特定の地域が背景になる映画を撮ることを夢見ました。リチャード・リンクレイター監督の「恋人までの距離」も印象深く鑑賞しました。どちらもある都市が背景です。そのような映画が好きで、今後も特定の地域を背景とする映画を撮りたいと思っています。

3.本作の制作動機、インスピレーションは何でしたか?

島で生まれ育った私は、いつも都市に対する憧れがありました。学生時代は島を離れようとあがきましたが、時間がたつと故郷が本当に懐かしくなりました。私は都市にも適応できませんでした。
私は、自分がどこにも似合わない人間だと考えていました。この気持ちは何なのだろうという思いで本作を作り始めました。自分の心を二つに分けました。島に住みたい人と島を離れたい人。そして彼らに対話をさせました。

4.本作ではどんな困難に直面し、それをどう乗り越えましたか?

済州での撮影は天気が予想できませんでした。屋外の撮影がほとんどでしたが、ちょうど梅雨の時期と重なったのです。ロケ期間の中ごろに大雨が降りました。映画をご覧になれば分かると思いますが、本当にたくさん降りました。それでもスタッフみんなが力を出してくれ、うまく仕上げることができました。

5.本映画祭への応募動機と選出された心境は?

最初は応募するつもりはありませんでした。あまりに不完全な映画だと思ったのです。しかし紹介されたことに勇気をもらい、出品することになりました。選定されたというメールが届き、歓声を上げました。歴史ある映画祭で作品を上映することができて本当に光栄です。改めて心から感謝の言葉を伝えます。ありがとうございます。

6.ご覧になる皆さんへメッセージを

私が作ったロマンスストーリーに興味を持っていただけることを願います。映画を見て、自分が生まれ育った故郷への懐かしさを感じてください。すべての観客に故郷があり思い出があると思います。もう見つけられない、記憶の中だけにある瞬間に思いをはせていただければ、本当にありがたいです。