いまエールを送ろう!どさんこドキュメント「夜明け」を紡ぐ
2021年/日本語/日本/51分
解説
北海道旭川市の旭川商業高校吹奏楽部は創部90年以上にもなる名門の部活動。部員も80名以上。しかし2020年はコロナ禍の影響で、大きなコンクールもステージもほぼ無くなり、部員たち、そして最上級生の3年生たちは目標を失っていました。そうした状況の中で、苦悩する部員たちは、どのようにして目標を作りどんな1年を送ったのか。春の休部から翌年の冬の定期演奏会までを、吹奏楽部が歌い継いできた「夜明け」という合唱曲を通して描きます。2021年5月、札幌テレビ放送(北海道ローカル)で放送。
あらすじ
2020年。ジャージの色から「赤ジャ」と呼ばれる旭川商業高校吹奏楽部の最上級生の3年生たちは、ようやく最上級生として頑張ろうとしていた矢先コロナ禍の影響で学校が休校となり、さらには春から3ヶ月もの間休部となってしまいました。自分たちの練習の成果を見せる大きなコンクールも、自分たちを表現するステージも次々と中止になり、これまで多くの賞を受賞し、コンクールの全国大会にも出場してきた吹奏楽部にとって、羽をもがれたような2020年となったのです。吹奏楽部の顧問を30年近く務めてきた顧問の佐藤淳先生も経験したことのない事態に戸惑いつつも、「決して不幸な代とは呼ばせたくない」という想いで、できる様々なことにチャレンジをして行くのでした。そんな吹奏楽部を救ったのは、20年前、吹奏楽部の部員が卒業に際して顧問の佐藤先生にプレゼントした合唱曲「夜明け」でした。演奏会などが無くなった部員たちは、この「夜明け」という合唱曲こそ自分たちがいま発信するべきメッセージと考え、SNSで合唱動画の発信を試み、これが大きな反響を呼ぶのでした。
監督
松浦佳奈
札幌テレビ放送制作局制作部制作スポーツ局制作部ディレクター。札幌出身。
スタッフ&キャスト
プロデューサー | 山谷博(札幌テレビ放送) |
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演出 | 松浦佳奈(札幌テレビ放送) |
演出補 | 中政将(メディアプロジェクト) |
構成 | 中政将(メディアプロジェクト) |
演出補 | 田代裕 |
出演(ナレーション) | 福地桃子(女優) |
編集 | 高橋里美(札幌映像プロダクション) |
MA | 河野武史(河野音響) |
エンディングテーマ | 「夜明け」(瀬川あやか、松浦航大) |
© STV
上映スケジュール 9/16-9/20
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