2022審査員

ファンタスティック・ゆうばり・コンペティション


審査員長
佐藤 佐吉
Sato Sakichi

日本 監督/脚本家/俳優

コメント「ゆうばり映画祭には映画ファンとしてデビュー前から参加し、初脚本作品『金髪の草原』ではヤングファンタスティック部門グランプリ受賞、初監督作品『東京ゾンビ』主演の浅野忠信さんと哀川翔さんを引き合わせていただいたのもこの映画祭。今回は審査委員長としてこれまでの御恩たっぷりとお返しさせていただきます。」
プロフィール/1964年5月13日大阪生まれ。99年『金髪の草原』にて脚本家デビュー。以後『オー!マイキー』『殺し屋1』『極道恐怖大劇場 牛頭』など話題作の脚本を手がけ『東京ゾンビ』で劇場長編映画監督デビュー。坂本龍一監修『にほんのうた 春の小川』ではオーバーハウゼン国際短編映画祭審査員特別賞を受賞。NHK放送の満島ひかり主演『シリーズ江戸川乱歩短編集』、池松壮亮主演『シリーズ横溝正史短編集』演出担当。役者としては『キル・ビル』『スパイの妻』などの作品に出演。


審査員
サブリナ・バラチェッティ
Sabrina Baracetti

イタリア ウーディネ極東映画祭プログラマー

コメント「極東映画祭と同様にジャンル映画に特化した伝説的なゆうばり映画祭で審査員を務めることは、私にとって喜びであり、大変光栄なことです。また近い将来、再びこの映画祭に現地で参加できることを心から願っています。」
プロフィール/1967年にウーディネで生まれ、1994年に文学部を卒業し、ヴィト・パンドルフィの映画『Gli Ultimi』に関する論文を発表。この論文は90年代末に行われた同映画の修復に貢献した。1991年から文化団体C.E.C.のプログラミングと推進に携わり、1995年に会長就任。1998年に香港映画史に特化した回顧展をコーディネートし、1999年には彼女の指揮のもと、ウーディネ極東映画祭へと発展。また、多くの映画祭で審査員を務め、アジア映画賞のノミネーションアドバイザーも務めている。


審査員
キム・テシク
Kim Tai-Sik

韓国 監督

コメント「第32回ゆうばり映画祭の審査員の一人を務めさせていただくことになりました。ゆうばり映画祭といえば、冬は白い雪、そしてクレイジーな映画と記憶していましたが夏の夕張はどんな感じなんだろう。きっと、夏に負けないくらい熱のこもった映画祭になっていることでしょう。映画人の夢を語り合える貴重な時間にしたいと思います。」
プロフィール/1959年ソウル生まれ。ソウル芸術大学映画科修了。日本映画学校在学中、日本・オーストラリア・香港で、放送・CMコーディネートプロデューサーを経た後、「家族シネマ」(1998)の助監督として映画界に入る。短編映画「32nd DEC: Where is Mr.President?」(2003)で、第53回ベルリン国際映画祭に招待される。長編デビュー作「妻の愛人に会う」(2007)は、サンダンス、ロッテルダム、プサン国際映画祭など世界30数カ国の映画祭に招待された。第30回ニューヨーク・アジアン・アメリカン国際映画祭では最優秀監督賞を受賞するなど総9々の賞を受賞した。また長編2作目「東京タクシー」(2010)はプサン、夕張、大阪アジアン映画祭閉幕作など国際映画祭での好評と日韓合作のいい例を提示したという評価を得た。その後、「赤いバカンス黒いウェディング」(2011)、カン・ジファン主演「太陽に向かって撃て」(2015)、韓国・フィリピン共同制作映画「サンシャイン・ファミリー」(2019)を演出した。


審査員
エレン・キム
Ellen.Y.D. Kim

韓国 プチョン国際ファンタスティック映画祭チーフプログラマー

コメント「20年ぶりに審査員の一員になれてうれしいです。 夕張に行ったことは、私の大切な思い出の一つです。今回、夕張に行くことはできませんが、新しい日本映画、特に新しい監督の作品をたくさん見ることができるのを楽しみにしています。」
プロフィール/ソウル大学美学科卒業、聖公会大学院文化企画専攻。2001年から4年間BIFANのプログラマーとして働き、フィルムマーケット、製作会社、輸入会社などで多様な分野の映画経歴を積んだ後、2016年に再び映画祭に戻り、チーフプログラマーを務めている。2002年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に招待された『涙女』(2002、リュウㆍビンジェン監督) 、2012年台北映画祭新人監督賞を受賞した『Hanaan』(パクㆍルスラン監督)などを制作し、ホンㆍサンス監督の『アバンチュールはパリで』(2008)でプロデューサーを務めた。 製作投資で参加した『Sewing Sisters』(2022、イㆍヒョクレ、キムㆍジョンヨン監督)は、釡山国映画祭ドキュメンタリーコンペ部門に招待された。


審査員
狗飼 恭子
Inukai Kyoko

日本 作家/脚本家

コメント「ゆうばり映画祭には、脚本を担当しました『スイートリトルライズ』(矢崎仁司監督)のときにお伺いしました。映画祭へ参加するのはそのときが人生で初めてでした。その後いくつかの映画祭に参加しましたが、ゆうばりで感じたあの喜びと感謝の気持ちは今も鮮やかに覚えています。そんなゆうばり映画祭に、今度は審査員として参加させて頂けることになりました。審査員になるのも初めてです。また「初めて」がゆうばりで、とても光栄です。」
プロフィール/17歳より雑誌等に作品を発表、18歳で詩集「オレンジが歯にしみたから」でデビュー。その後、小説家として作品を発表。最新作は「一緒に絶望いたしましょうか」(幻冬舎文庫)。現在は映画、ドラマなどの脚本を多く手掛けている。主な脚本作品に映画「ストロベリーショートケイクス」「スイートリトルライズ」(矢崎仁司監督)、「風の電話」(諏訪敦彦監督・ベルリン映画祭審査員特別賞)、ドラマ「神木隆之介の撮休・優しい人」(三宅唱監督)、2023年公開映画「エゴイスト」(松永大司監督)などがある。

京楽ピクチャーズ. PRESENTS インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション


審査員長
池島 ゆたか
Ikeshima Yutaka

日本 監督/俳優

コメント「2013年に出演作3本で参加。2014年には監督作『おやじ男優Z』ほかピンク映画2本で参加したゆうばりファンタ!最高に楽しかった想い出がよぎります。その現地夕張に行けないのは実に悲しいですが、審査員として参加できるのは大変光栄です。傑作力作との出会いを楽しみにしてます!」
プロフィール/俳優、元AV男優、映画監督、映画プロデューサー。早稲田大学文学部在学中に「天井桟敷 (劇団)」に参加し舞台俳優として活動。1981年(昭和56年)に映画デビュー。滝田洋二郎、稲尾実、細山智明、実相寺昭雄などの監督作品、主としてピンク映画を中心に活躍。その後AV男優を経て、1991年(平成3年)にピンク映画『ザ・ONANIEレズ』で監督デビュー。ロサンゼルスで開催されたBOOBS & BLOOD INTERNATIONAL FILM FESTIVAL「( おっぱいと血の国際映画祭」)にて、クエンティン・タランティーノ、ロジャー・コーマン等と共に、International Lifetime Achievement Awards(国際特別功労賞)を受賞。


審査員
イ・テギョン
Lee Tae-Kyung

韓国 俳優

コメント「日本で新しい経験をできることになり嬉しいです。少し戸惑いもありますが、国際映画祭だけに幅広いチャレンジの一環で私にこのような機会を与えてくださった、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭に感謝します。慎重に、また楽しくこの時間を過ごしていきたいと思います。」
プロフィール/韓国・仁川(インチョン)市出身。高校2年で青少年劇団に入り、2011年にデビュー。以来、短編・独立系を中心に数多くの映画に出演。2018年の大邱(テグ)インディペンデント短編映画祭で出演作品の特集が組まれる。日本では、主演した短編『사랑하는 사람의 아이를 낳는다(愛する人の子供を産む)』(16)がゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018で紹介された。長編映画では『죄 많은 소녀(罪深い少女)』(17)、『너와 극장에서(あなたと劇場で)』(17)、『파도치는 땅(波打つ地)』(18)、『졸업(卒業)』(18)、『더러운 돈에 손대지 마라(ダーティー・マネー 汚い金に手を出すな)』(19)、『영화로운 나날(フィルム・アドベンチャー)』(19)、『마음 울적한 날엔(心憂鬱な日に)』(20)などに出演。20年に『湖底の空』、21年に短編『おそとはキケン』と、主演作が2年連続でゆうばり国際ファンタスティック映画祭のグランプリに輝いた。


審査員
北條 誠人
Hojo Masato

日本 ユーロスペース支配人

コメント「映画祭の楽しみは情報がまったくない作品と白紙の気持ちで出会えること。夕張カラーの作品とどんな出会いが待っているのかとても楽しみです。」
プロフィール/1961年、静岡県生まれ。大学在学中から映画の自主上映に携わる。1985年ユーロスペース前身の欧日協会に入社。1989年よりユーロスペースの劇場支配人と配給作品の地方営業を担当する。ミニシアターの創成期から1990年代の最盛期、若い世代のミニシアター離れに至るまでの30年間をみてきている。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018の国内コンペティション部門審査員、第20回TAMA NEW WAVE(2019)ゲストコメンテーター、第34回東京映画祭「アジアの未来」部門(2021)審査員をつとめる。